アメリカの視力眼科医と日本の眼科医の大きな違い

アメリカの視力眼科医と日本の眼科医の大きな違い

あなたが「視力が下がってしまったんですが……」と眼科医に相談すると、通常、どんなことをしてくれると思いますか。

目の健康状態を診断し、視力測定を行い、その結果を見て、メガネやコンタクトレンズの処方箋を書く……。視力が低下しても、視力を治す処方をするのではなく、メガネやコンタクトレンズを使って焦点を合わせる処置をするだけでおしまいです。

これが日本の眼科医のイメージでしょう。
視力が低下したら、メガネ(コンタクトレンズ)をつける。さらに視力が下がったら、さらに虔の強いレンズにする。この繰り返しです。視力がどんどん下がっていくのを待つだけなのです。 アメリカと比較すると、その違いがはつきりわかります。

「眼科医」と「視力眼科医」

日本では目に関する専門家というと「眼科医」を指します。しかし、アメリカでは「眼科医」と「視力眼科医」の二種類に分かれています。

「眼科医(オプトモロジスト)」は、日の病気を専門的に取り扱います。結膜炎や麦粒腫といった病気から、白内障、緑内障、網膜剥離といった、悪くすれば失明につながるシリアスな病気にいたるまでの日の治療を行います。

一方、「視力眼科医(オプトメトリスト)」は視力のケアを行います。視力を維持・回復するための研究がアメリカでは進んでいるのです。

一九三〇年代、ドクター・スケフィントンが、見ることに由来するストレスが視力を低下させることを突き止めました。その結果、近視、遠視、乱視、弱視、斜視などの治療に多大な貢献を果たしたのです。

視力低下

一九五〇年代後半から六〇年代の終わりにかけて、科学も医学も著しい進歩を見せました。子どもや大人の視力に関する研究も進み、視力眼科の技術も飛躍的に進歩しました。この時期にいろいろな原因の視力低下を治療するメソツドが生まれました。

一九九〇年代に入ると、視力眼科の世界は単なる「近視・遠視治療」だけではなく、視力回復を生活のいろいろな場面に生かすメソッドが開発されてきました。 最も成果が表れたのが、子どもたちです。視力のトラブルで成溝不振だった子どもたちの成漬がグングンアップし始めました。単なる視力開発ではなく、能力開発に進化したのです。

さらに、スポーツ選手が視力眼科を訪れるようになってきました。運動能力を視力トレーニングで向上させる研究は、「スポーツ・ビジョン」と呼ばれています。 アメリカの視力眼科は、視力を「目から入った情報を脳が判断、解釈し、行動に移すまでのトータルプロセス」と考えています。これはまさにスポーツを行うプロセスと同じなのです。

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現在ではコロラドスプリングスにあるオリンピック・トレーニングセンターにもスポーツ・ビジョンの設備があり、各種目の選手たちがトレーニングをしています。 私の友人であるアメリカの視力眼科医ドクター・ハリス氏の場合、メジャーリーグのボルモチア・オリオールズの選手にスポーツ・ビジョンのトレーニングを行ったところ、急に打ちまくるようになりました。ラスト一五ゲームの打率をそれまでの二謝一分から三部八分五厘まで引き上げたのです。